図書出版 行路社/素人社/冬弓舎 へようこそ(HPは完成途上です)

行路社・素人社・冬弓舎の新刊

記憶の共有をめざして 第二次世界大戦終結70周年を迎えて

川島正樹(編) 

A5判 上製 536頁 4500円+税 ISBN 978487533813

20世紀以降の同時代史的歴史研究においてさえも戦争をめぐる事実の確定が困難ななか、第二次世界大戦終結70年を期して、『歴史認識問題』等の未解決の問題と取り組む。

好ましき地球市民社会を展望するための諸地域の枠を超えた共同研究の成果であるとともに、アジア環太平洋諸国間の第二次世界大戦にまつわる「記憶」の共有を模索する。

近代科学と芸術創造 

19~20世紀のヨーロッパにおける科学と文学の関係

真野倫平編 A5判上製 456頁 4000円+税 ISBN 9784875344483

■複数領域を横断する学際的な視点から、19世紀から20世紀にかけてのヨーロッパにおける科学ならびに技術の発達を明らかにし、それが同時代の文学作品・芸術作品にいかに反映されているかを解明する。また、従来のアカデミックな文化史研究では軽視されがちだった領域に注目することで、文化をただ文化として研究するのではなく、一つの時代を支配する知の制度の一環として包括的に理解しようと試みる。


南米につながる子どもたちと教育 複数文化を「力」に変えていくために 牛田千鶴(編) A5判 264頁 2600円+税9784875343004

■日本で暮らす南米からの移民の子どもたちに注目し、その子らを取り巻く教育の課題を明らかにするとともに、彼らの母語や母文化が生かされる教育環境とはいかなるものかを探る。また、そうした複数文化を生きるということが、本人はもとより日本の地域社会の今後を考える上でも有益であるとの視座に立って、より幅広い読者をも想定する内容となっている。

食が体をつくる 

健康も不健康

長谷山俊郎

 四六判424頁1400円

9784881704059

私たちはなぜ病気になるのでしょうか!? 私たちの体は、摂り入れた食でできているため、食の摂り方によって、健康にも不健康にもなります。

「食が体をつくる」ので、多くの人たちに食と健康の関係を知ってもらいたいと思います。不健康や病気を招かないために!―著者



「生きる力」を語るときに教師たちが語ること 濱元伸彦(著)

A5判 200頁2000円9784875343141

■文科省が教育全体の理念として掲げる「生きる力」は、まさに日本の教育政策の根幹だが、その定義は今なお具体性に乏しい。そこで本書の関心は、この「生きる力」を現場の教師たちがどのようの理解し、それについてどのように語るのか、にある。学校現場での取材をとおして見えてきたのは、「生きる力」について教師による意味付けの仕方と語り口の多彩さであり、彼ら自身の経験に基づき自由で感性豊かな語りをとおしての深い「現場の知」であった。

百歳物語 絶望の大地に咲く花

畑 裕子 四六判上製208頁1600円+税9784881704196

東日本大震災を機に、満州引き揚げの記憶を語りだす祖母…。児童養護施設に勤める孫娘と、親なしで育った祖母が東北を旅し、絶望の中でつつましく優しく生き抜いた人生をたどりながら、その思いをつないでゆく。

 それは、戦前、戦中、戦後、生きることを選び、ただひたすら働き続けた祖母が、闇の中から光を見出そうとする生き様だった。


「政治哲学」のために 飯島昇蔵中金聡太田義器(編)

A5判390頁3500円 

■エロスと智恵/レオ・シュトラウスとアルキビアデス問題/マキァヴェッリと近代政治哲学/『哲学者マキァヴェッリについて』という邦訳書のタイトルの選択について/知恵と節度/プーフェンドルフの自然法について/スピノザにおける神政国家と民主政の関係/法権利の哲学と神学‐政治問題/レオ・シュトラウスにおける「神の問題」/レオ・シュトラウスにとっての「クルト・リーツラー」という問題/ソクラテスとソフィストの区別について

センシュアルな晶子か? それからの晶子か?

大嶽 洋子 (著)

四六判224頁 1900円 9784881704158

著者の視点は、世に多く存在する与謝野晶子のイメージとは異なっており、晶子の膨大な作品群を蚕のごとくむさぼりつつ、「強靭で自立した精神を持つ女性像」と「その透徹した詩魂の美しさ」を紡ぎだすことに成功しています。「それからの晶子」とは「みだれ髪」から二十余年、烈しい夏の季節のあと、静かで内省的な叙情の季節へとゆるやかな沈静をたどり、自分の歌の真の詩人性と個性を確信したころからの晶子を言う。


死か洗礼か 異端審問時代におけるスペイン・ポルトガルからのユダヤ人追放

フリッツ・ハイマン 小岸昭梅津真(訳)

A5判 214頁 2600

9784875344452

■1942年に亡命先のアムステルダムで行なった講演の草稿。社会的経済的歴史をとおしてマラーノの真実・実像に迫り、異端審問所についても、もっぱら反ユダヤ・ユダヤ人排斥機関として描かれる従来のマラーノ論、マラーノ史とは明確に一線を画している。その意味で本書は、後の歴史学にとっても大きな意義を有している。

介護とブックトーク 絵本を介護現場に届けよう (3刷)

梓 加依、吉岡真由美、村上理恵子(著)

四六判 214頁 1900円9784881704172

ブックトークって、どんなもの?/介護のブックトーク実践例/介護とブックトークと音楽/学生たちの介護ブックトーク/魅力的な絵本/介護現場での読み語り。

絵本は 、芸術と言語の美しい世界を届けてくれる。そして、心を揺すり、癒してくれる。


柏木義円史料集 

片野真佐子(編・解説) 

A5判 上製 464頁 6000円(本体) ISBN 9784875344476

■激しい時代批判で知られるキリスト教思想家 柏木義円にかんする、新発見のものを中心とする史料集である。これら義円の書簡や来簡、新発見の日記などのうちに見られる彼の思想と問題意識の鋭さ幅広さを検証することは、ナショナリズムと表裏一体となって進展し、グローバリズムにより先行き不透明感を増す現代社会を理解する上で、一つの糸口となるだろう。

健康はあなたが摂るもので決まる 生命力の高め方

長谷山 俊郎 (著)

四六判304頁1200円9784881704165

日本は世界一の長寿国となったものの、多くの人が病んでいる。本書では、対症療法ではなく原因療法の立場に立って、生命とは何なのか、健康のためには何をどのように摂ればいいか、食、水、空気の摂り方などについて考える。


武学探究 巻之二

体認する自然とは

光岡英稔甲野善紀

四六判224頁1900

ISBN4925220187

さらに深く、さらに先へ──進化する術理と身体の哲学。詳細な注を付し、写真も充実!「本書は、私が今まで出したどの本よりも武術そのものについても、また武術をとおして人間のありようを考えるという意味においても、深い内容を持っていると思う。校正をしていても、思わずその作業を忘れて、読みふけってしまうこともしばしばだった」(甲野善紀)

ものがたりとして読む万葉集  

たのしむ万葉のひと、うた、こころ

大嶽 洋子(著)

四六判232頁1900

9784881703236

あの磐姫が額田王が持統が、あの高市の皇子が、大津の、志貴の皇子たちが、あの家持が赤人が人麻呂が、あなたの掌に飛び込んでくる


セルバンテス模範小説集 コルネリア夫人・二人の乙女・イギリスのスペイン娘・寛大な恋人

セルバンテス樋口正義(訳・解説)

A5判 212頁 2,600円 ISBN9784875344414

本書の4篇をもって『模範小説集』全12編の全邦語訳が出そろった。

小品ながら珠玉の輝きをはなつ佳品3篇、また、「寛大な恋人」は、当時の地中海世界を舞台に繰りひろげられた、キリスト教徒とイスラム教徒をまきこんだ恋と冒険の物語で、堂々たる中編小説になっている。



地球時代のソフトパワー 内発力と平和のための知恵

浅香幸枝編 A5判368頁2800円 9784875344407

ソフト・パワーからソフトなパワーへ/ソフトパワーとしての子どもの本/ソフトパワーとしての和学/人間の安全保障と日本のODA/アジア・太平洋自由貿易圏の構築とTPP/日本の環境外交とソフトな安全保障/ソフトパワーとしてのヨーロッパの安全保障政策/スペイン語圏と日本を文化で結ぶ/ポルトガル語諸国共同体の可能性と限界/台頭する新興国ブラジルとの新たな関係/ペルーでの考古学調査/日本におけるアルゼンチン・タンゴの受容/二つの祖国を結ぶ日系という生き方/ソフトパワーとしてのCIATE/ニューメディアとソフトパワー・コミュニケーション/イスカバーニャス・イスキエルド/ソフトパワーと平和構築



メキシコ その現在と未来

安原毅牛田千鶴加藤隆浩 A5判224頁2400円

■先住民の移動とローカルな共同体・地域の変革の可能性/メキシコからの対米移民/投票権法改定とヒスパニック組織/グローバル社会に共鳴するメキシコ先住民/「開発の国際収支制約」からみたメキシコの経済開発/ホセ・バスコンセロスとメキシコ近代壁画運動/カンクン、リヴィエラ・マヤ観光圏のマヤ系先住民/「死者の日」の観光化と伝統の再構成/ピラミッドとテキーラ



杉田 聡(著)  A5判 352頁 3400円(本体)

■本書で論じるのは、現代的な焦眉の問題群である。「疎外」「正義」「啓蒙」「環境」「ジェンダー」以外にも問われるべき問題群はもちろんあるが、カント哲学のうちで現代批判のために重要な示唆を与えるが、それでいてふだんカント研究者の間でも論ぜられることの少ないこれらのテーマを取り上げた。そこに本書の独自性もある。内容的にも、本書ではカント哲学のほとんどあらゆる面(倫理学・法哲学・美学・目的論・宗教論・歴史論・教育論・人間学等)に論及し、カント哲学の全領域に及ぶものである。



倫理の大転換 スピノザ思想を梃子として

大津 真作(著)  

A5判 296頁 3000円(本体)

■スピノザの生涯とその影響/スピノザの奇妙さ/『エチカ』が提起する問題/神とは無限の自然である/神の認識は人間を幸せにする/精神と身体の断絶―デカルト的難問に答える/観念とその自由/自由とはなにか―人間が多芸、多能な身体を持つこと/第7章人間の能力と環境の変革について 


メキシコ近代公教育におけるジェンダー・ポリティクス

松久 玲子(著) A5判 304頁 3000円(本体)

 

■先行研究と問題設定/ディアス時代の教育と女性たち/革命動乱期の教育運動とフェミニズム/ユカタン州フェミニズム会議と女子教育/1920年代の優生学とフェミニズム運動/ユカタンの実験と反動/母性主義と女子職業教育/社会主義と教育とジェンダー、ほか 


マラルメの火曜会 神話と現実

ゴードン・ミラン柏倉 康夫訳) A5判 190頁 2000円(本体)

■19世紀象徴派の詩人ステファヌ・マラルメの「火曜会」は、詩人が長年住んだパリ・ローマ通りのアパルトマンで毎週火曜日の夜に開かれ、多くの作家や芸術家が集まった。そして彼らは詩人が語るさまざまな話題に耳を傾けた。著者ゴードン・ミランは、「火曜会」に出席した人たちの回想録や手紙など、残された資料を徹底的に渉猟し、そこから「火曜会」の真の姿を再現しようとこころみた。

柏木義円書簡集  片野真佐子(編・解説) 

A5判5725000円(本体) 

■群馬県安中教会牧師としてその後半生を捧げた柏木義円の膨大な書簡来簡の一部を収録したものである。その内容は、妻かや子や米国留学中の長男隼雄など家族との間においてさえ、熊本英学校不敬事件にかかわった経験、日常生活のなかでの非戦論の展開など、義円の筆鋒は重厚な思想やそれを的確にあらわす見事な表現に充ちている。またその他の人達との往還の中にも、信仰をめぐっての真摯な議論、教育観、天皇制観など貴重な資料ともなるものが豊かに見られ、キリスト教史のみならず政治・経済・思想史・女性史・生活史・文化史など多方面で活用されうるものともなっている。


インフォメーション Infomation

  • 2015年4月18日 新刊案内と書目のページを更新しました。   
  • 2012年6月3日  ホームページをつくり始めました。

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